空き家の活用で観光地に変わる?成功事例や地域連携についても解説

2025-10-21

空き家の活用で観光地に変わる?成功事例や地域連携についても解説

空き家が全国で増え続ける現状に、懸念を抱えている所有者も多いのではないでしょうか。
放置された空き家は、地域の景観や治安、地域経済にも影響を及ぼす深刻な課題になっています。
本記事では、空き家の増加率と景観への影響、そして観光まちづくりとして成功した地域の事例について解説いたします。

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空き家の増加率

総務省の統計によれば、1993年には全国に約394万戸あった空き家が、2023年には約900万戸に達しています。
これは、過去30年間で2倍以上に増加した計算になり、空き家率は全住宅のうち13.8%という高水準に達しています。
とくに、長期間使用されていない「その他空き家」は約385万戸あり、地域に深刻な影響を及ぼしているのが現状です。
また、外壁の剥がれや雑草の繁茂、ゴミの不法投棄などが見られ、地域の景観や衛生環境の悪化を招いています。
こうした状態が続くと、周辺の地価が下がる恐れがあり、防犯面でも不安を感じる住民が増加します。
所有者にとっても、資産価値の低下や近隣からの苦情といったリスクが生じるため、空き家の放置は避けるべきです。

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空き家を活用した地域づくり

空き家を活かした地域づくりの一環として、観光資源としての再生が注目されています。
とくに、築年数のある古民家をリノベーションし、宿泊施設やカフェ、体験型の観光拠点として活用する事例が増えています。
こうした取り組みは、地域に新たな雇用を生み、交流人口の増加を促すことが可能です。
また、地域住民と連携して企画運営をおこなうことで、住民の誇りや地域への愛着が高まる効果も期待できます。
行政や民間事業者との連携により、空き家は単なる負動産ではなく、価値ある資源へと変化していきます。
この方法は、観光需要と地域資源を結びつけた持続可能なまちづくりとして、今後も注目されていくでしょう。

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空き家を活用した観光まちづくりの事例

兵庫県丹波篠山市では、限界集落とされていた地域の空き家をリノベーションし、宿泊施設や飲食店として再生しました。
古民家を活用した「NIPPONIAプロジェクト」は、移住者や雇用を生み出し、地域の景観と観光価値を同時に向上させました。
また、長崎県小値賀町では、「暮らすように旅をする」をテーマに、古民家ステイを展開し、滞在型観光の成功事例となっています。
地域住民と観光客が交流することで、地域の魅力を再発見し、経済的な循環も生まれています。
さらに、宮崎県日南市の飫肥地区では、伝統的建築物を活かした一棟貸しの宿泊施設が整備され、町並み保存と観光振興を両立しているのが特徴です。
いずれの事例も、空き家を地域資源と捉え直し、多様な主体が協力して新たな価値を生み出している点が共通しています。

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まとめ

全国の空き家数は、過去30年間で倍増し、地域の景観や安全性にも悪影響を及ぼしています。
古民家を再生し、観光資源として活用する取り組みは、地域経済や住民参加を通じたまちづくりに有効です。
丹波篠山市、小値賀町、日南市などでは、空き家を活かした観光振興に成功し、地域活性化のモデルケースとなっています。
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