共有名義の不動産相続とは?相続する際の問題点や相続を回避する方法を解説

2025-05-06

共有名義の不動産相続とは?相続する際の問題点や相続を回避する方法を解説

遺産として受け継ぐ不動産が共有名義になっていると、通常とはどのような部分が違うのかを知らない方は多いです。
通常とはどのような部分が違うのか、手続きなどに違いはあるのかを知っておかないと、トラブルの原因にもなりかねません。
この記事では共有名義になっている不動産相続とは何か、遺産を引き継ぐ際の問題点や、共有状態を避けて相続する方法について解説していきます。

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共有名義の不動産相続とは?

共有名義とは、1つの土地や建物に対して複数の名義人がいる状態を指し、共有しているうちの誰かが単独で売却などができなくなっています。
共有している物件や土地は、各自が持分割合に沿った持分を持っており、単独名義の物件などを受け継ぐ際と同じように相続登記をしなくてはいけません。
そして遺産として引き継ぐ際には、法で定められた共有持分割合に沿って、共有状態になっている方が増えていきます。

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共有名義の不動産を相続する際の問題点

共有名義になっている不動産を相続する際の問題点として、遺産分割協議がまとまらない可能性が高くなる点があります。
共有持分を持っている方が多いと、連絡が取れない方が増えたり、各自のスケジュールが合わなかったりして話し合いをしにくくなってしまうでしょう。
また、活用や売却がしにくくなってしまうのも問題点で、共有している方同士で話し合って足並みを揃えなければならず手間がかかります。
そして共有名義になっている不動産を自分の子どもに相続する際、さらに複雑になってしまうリスクもあります。
共有する方は遺産として引き継ぐたびに増えていくため、将来的に大人数で共有するようになってしまうリスクにも注意しなくてはいけません。

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共有名義での不動産相続を回避する方法

共有名義になっている不動産を受け継ぐと、さまざまなリスクや注意点を知っておかなくてはいけません。
もし共有状態のまま遺産として受け継ぐのを回避するなら、代償分割や換価分割などの方法があります。
代償分割は土地や建物を、遺産を受け継ぐ権利を持つ方の1人が現物として受け継ぎ、他の権利人に代償金を支払う方法です。
しかし代償金の金額などでトラブルになるケースもあり、トラブルを避けたいなら換価分割がおすすめです。
換価分割は土地や建物を売却して売却金をわける方法で、金額を公平に分割可能となっていてトラブルを回避しやすい方法となっています。

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まとめ

共有名義となっている不動産の相続とは、各自の共有持分を法律で定められた割合によって、さらに分割して受け継ぐようになります。
しかし共有状態では単独での活用や売却ができず、話し合いにも時間がかかってしまいやすいなど、さまざまなリスクに注意が必要です。
遺産の相続によるトラブルを回避したいなら、売却してから代金を分割できる換価分割などの方法を検討してみてください。
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