不動産相続における現物分割とは?概要とメリット・デメリットを解説

2023-04-25

不動産相続における現物分割とは?概要とメリット・デメリットを解説

亡くなった親が遺した財産は、遺言書がない限りは決められた関係の親族が受け継ぎますが、土地や建物のように簡単に分けられない財産は分け方に悩んでしまうこともあります。
そのようなときに備えて、土地の分け方を知っておくと安心です。
ここでは相続した不動産の分け方のひとつ、現物分割とはどのようなものかについて解説します。

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相続した不動産を分ける方法のひとつ現物分割とは

現物分割とは、土地や建物のような財産をそのままの状態で相続する分配方法です。
たとえば土地が何か所かにある場合は1人につき1か所ずつ、土地と株式がある場合は1人が土地を、もう1人が株式を受け継ぐ、などの分け方です。
また、1つの土地を分筆して複数人で分ける方法も現物分割に該当します。

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不動産相続で現物分割をおこなうメリットとデメリット

現物分割は、遺された財産のそれぞれを誰が相続するのか決めるだけで良いので、手続きが簡単な点がメリットです。
不動産や自動車、株式など、多くの場合、名義変更をするだけで手続きが完了します。
また、親族同士が納得してどの財産を受け継ぐかを決めやすく、評価に関わるトラブルが起きにくいのもメリットのひとつです。
一方で、現物分割は不公平になりやすく、受け継ぐ財産が不動産しかないときや、価値が異なる財産を分けるときに、不満を抱く人物が出やすい点がデメリットです。
もうひとつのデメリットは、地域によっては分筆が禁じられていたり、建物の場合は分けられなかったりと、遺産を必ずしも分筆できるとは限らない点が挙げられます。
また、たとえ分筆できたとしても、細かく分けることで土地の使い道が狭まり、価値の低下を招くかもしれません。

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相続において現物分割しやすいケースとできないケース

複数の不動産と自動車、株式など、多様な遺産があれば親族同士が納得して財産を選べるので、現物分割しやすいケースと言えます。
また財産に現金や預貯金が含まれていれば調整しやすくなり、公平な分配が可能です。
現物分割できないケースとしては、狭い土地の分筆のように、分けることで価値が大きく減少してしまうことが挙げられます。
また、建物のように分けることが物理的に難しい物も、この分配方法には適しません。

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まとめ

現物分割とは、財産の形を変えずにそのままの状態で受け継ぐことです。
現物分割には手続きが簡単、評価に関わるトラブルが起きにくいなどのメリットがありますが、公平に分けにくいというデメリットもあります。
多様な遺産がある場合は現物分割が適していますが、たとえば土地を分筆すると価値が減少してしまうなどの場合は適しません。
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