2024-07-30
土地の売却のためなど、空き家を解体したいものの、費用を自己資金で賄うのが難しい場合もあるでしょう。
空き家の解体工事のために、ローンは利用できるのかは気になるものです。
今回は、空き家の解体工事にローンは利用できるか、利用できるローンの種類や注意点についてご紹介します。
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家を建てるための工事だけでなく、解体するための工事であってもローンは利用できます。
空き家は所有し続けてもお金がかかりますが、解体する際の工事費用も決して安くはありません。
それでも誰も住まなくなった空き家を解体して土地を手放す方が増加しており、その分解体工事に利用できるローンの需要が高まっています。
家の解体工事にかかる費用の目安は、30坪程度の木造一戸建て住宅で120万~180万円程度です。
坪単価で見ると木造住宅は1坪あたり4万~5万円、鉄骨造の場合は6万~7万円、RC造の場合は7万~8万円かかります。
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更地にして売却するのではなく、住宅を建て替えるための解体工事であれば住宅ローンを利用できます。
住宅ローンは一般的なローンに比べて金利が低く、トータルで返済する金額が少ないのが利点です。
ただし、建て替えをおこなわない解体工事のみの事例では利用できません。
同様に金利が低く、建て替えをおこなわなくても利用できるローンには空き家解体ローンがあります。
担保や保証人が必要なく借りやすいものの、取り扱っている金融機関が少ない点に注意が必要です。
その他のローンの種類として、プロパーローンも空き家の解体工事のみの事例で利用できます。
担保や保証人は不要ですが、上記2つのローンと比べて金利が高いです。
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ローンを利用して解体工事をおこなう際の注意点は、審査に時間がかかることです。
審査には2週間~1か月ほどかかるため、解体工事を始めるのが遅れる可能性があります。
また、ローンを申請する際はさまざまな書類を用意しなければなりません。
必要書類の取得に手間や手数料がかかり、さらにスケジュールが先延ばしになる可能性もあるでしょう。
また、解体工事のタイミングによっては融資が開始される時期がズレる場合があります。
その場合は一度自己資金で工事費用を支払うか、業者と相談して支払いの時期を遅らせてもらう必要があるでしょう。
とくに建て替えで住宅ローンを利用する際は、融資の開始がすべての工事の完了後になる場合もあります。
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空き家などの解体工事であっても、ローンを借りることは可能です。
建て替えに伴う工事であれば住宅ローンを、解体のみであれば解体ローンやプロパーローンなどを利用できます。
ローンを利用して解体工事をおこなう際は、審査にかかる時間や融資の開始時期に気を付けましょう。
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