2024-06-18
近年の日本では増加する空き家が大きな社会問題となっており、実家じまいや空き家の処分といった対策が重要度を増しています。
しかし、実家に残された荷物の片付けには予想外の時間がかかることが多く、とくに仏壇の扱いは悩みの種となるケースが少なくありません。
そこで今回は、空き家に残された仏壇の対処法と仏壇処分の手順、処分方法について解説します。
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空き家に残された仏壇の対処法は、他の家に移すか処分するかの二つに大別されます。
ご先祖様を祀る仏壇は処分したくないと考える方が多いので、まずはほかの家に移すことを検討することになるでしょう。
ただし、現在の住宅の多くは仏壇を置くことを想定して設計されていません。
仏壇をそのまま移動させた場合、適切な置き場所が確保できなかったり、家が手狭になったりする可能性があるので注意が必要です。
そういった場合には、現在の住宅事情に合わせて作られた上置型仏壇などに買い替えてご先祖様の魂を移すと良いでしょう。
その場合、移し替え前の大きな仏壇は別途処分方法を考えることになります。
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空き家に残された仏壇処分の手順として、まず必要になるのが魂抜きです。
仏壇に込められたご先祖様の霊を抜くために、お坊さんにお性根抜きや閉眼供養といった儀式を依頼しましょう。
魂抜きが終わったあとは、仏壇の中身を確認し、取っておくものと処分するものを分別します。
新しい仏壇に移すことが多い位牌や遺影以外にも、ほかの親族にとって必要なものが入っている場合もあるので、しっかり確認を取っておくことが大切です。
中身の分別が終わった後は、後述する方法で仏壇を処分することになります。
処分後のトラブルを避けるためには、あらかじめ今後のご先祖様の供養方法についても決めておくと良いでしょう。
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仏壇の処分方法としては、粗大ごみとして処分する、儀式といっしょにお寺に依頼する、仏具店に依頼するといった方法が挙げられます。
粗大ごみとして処分する場合の費用は自治体によって異なりますが、1,000~2,000円程度が相場なので、安価に処分できるのがメリットです。
お寺への依頼は相場が明確ではなく出費が高額になりがちですが、自分で処分するより安心感があります。
仏具店は、多くの場合新しい仏壇を買い替える際に処分を受け付けてくれます。
このほかに、仏壇処分業者に依頼する、遺品整理業者に依頼する、不用品回収業者に依頼するといった方法でも処分は可能です。
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空き家の仏壇の対処法は、ほかの家に移すか処分するかの2種類に大別されます。
処分する際には魂抜きの儀式、中身の分別といった手順が必要であり、処分方法としては粗大ごみとして出す、お寺に依頼する、仏具店に依頼するといったものが選択可能です。
仏壇の処分方法やご先祖様の供養方法は意見が分かれやすいので、ほかの親族としっかり話し合って決めると良いでしょう。
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