土地活用における建設協力金とは?メリットとデメリットを解説

2023-07-25

土地活用における建設協力金とは?メリットとデメリットを解説

使用していない土地を所有している方は、どのように活用すれば良いのかで悩むことも多いのではないでしょうか。
店舗運営に適した立地であれば「建設協力金」を利用してテナントを誘致可能です。
そこで今回は、土地活用における建設協力金とは何か、オーナーとテナントそれぞれにおけるメリットとデメリットを解説します。

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土地活用における建設協力金とは?

土地活用における建設協力金とは、建設予定の物件の借主が貸主(土地所有者)に預け入れるお金のことです。
この制度は、賃貸借契約(リースバック形式)と呼ばれる形で活用されます。
つまり、土地の所有者は建物を建てるために借主から無利息または低金利で建物建設費用を借り、借主の希望に合わせて建設する流れで進みます。
完成後は借主が一括で建物を借り上げることになりますが、貸主は契約期間内に借り入れ金を返済できるように資金計画を立てなくてはなりません。
賃貸借契約の期間中は毎月の賃料から相殺する形で返金され、5年から20年程度の時間をかけて返済することが一般的です。

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土地活用における建設協力金のオーナー側におけるメリット・デメリット

建設協力金のオーナー側におけるメリットは、自己資金を全額自分で用意することなく経営を始められる点です。
テナントからは無利子または定期金利で費用を借りられるため、金融機関で融資を受けるよりもコストを減らせます。
テナントが決まっている状態で建築が始まるため、完成後にテナントを探す手間もなく、空室リスクも抑えられます。
一方、デメリットは現テナントの退去後に次のテナントが見つかりにくい可能性がある点です。
入居していたテナントに合わせた内装や設備となっているため、それらにマッチしない業態を誘致する場合は自己負担で修繕工事をおこなう必要があるかもしれません。

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土地活用における建設協力金のテナント側におけるメリット・デメリット

建設協力金のテナント側におけるメリットは、希望どおりの立地、内装、設備で開業できる点です。
理想の物件を探すにはどうしても時間と手間がかかりますが、本制度を利用すればスムーズに開業できます。
契約期間も長くなる傾向にあるため、同じ場所で長期的に店舗運営できる点も魅力です。
一方デメリットとしては、途中解約する場合は建設協力金が返済されない点が挙げられます。
契約前に事業計画を見直し、その場所で長く営業し続けられるのかをしっかり検討する必要があります。

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まとめ

土地活用における建設協力金とは、建設予定の物件の借主が貸主(土地所有者)に預け入れるお金のことです。
テナント、オーナーそれぞれにメリットとデメリットがあるので、しっかり理解してから契約に進むことをおすすめします。
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