2025-02-11
不動産の売却を不動産会社に依頼すると、不動産査定書と呼ばれる書類を作成してくれます。
しかしその内容や見方について、あまり良く知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、不動産査定書とはどのような書類か、見方や重点的にチェックすべきポイントは何かについて解説します。
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不動産査定書とは、不動産会社や不動産鑑定事務所が物件の価値を査定し、その価格や評価の根拠を示す書類です。
不動産会社が作成する不動産査定書は、主に市場価格(実勢価格)を基準にしています。
周辺の取引事例や現在の不動産市場の動向、物件の状態を考慮して算出されるため、実際の売却価格に近い査定結果が得られます。
一方、不動産鑑定事務所が作成する不動産査定書は「不動産鑑定評価書」と呼ばれ、公正な評価額を示すものです。
これは不動産鑑定士の国家資格を持つ専門家が評価をおこない、主に相続や裁判など、公的な目的で必要とされる場合に利用されます。
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不動産査定書には、物件の所在地や築年数などを示す「物件概要」、算出された物件の「査定価格」、周辺の売買実績や現在の不動産市場の動向を示す「市場動向」などの項目が記載されます。
不動産査定書の見方のなかで、とくに重要なのが「査定価格」です。
査定価格は、売り出し価格を決める際の参考となる数値であり、相場よりも高すぎると売れ残る可能性があり、逆に安すぎると損をすることになります。
そのため、査定価格がどのように算出されたのか、その根拠を確認することが重要です。
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不動産査定書の中で最も重要なのが、総額として示される査定価格です。
周辺の物件と比較して適正な価格かどうかを確認することで、不動産会社の査定が適切かどうかが分かります。
また、不動産の売却のしやすさを示す「流通性比率」も確認しておきたいポイントです。
流通性が高いほど、売却活動がスムーズに進む可能性が高まります。
そのほか、見やすさや内容の明確さも重要です。
専門用語が多すぎず、根拠やデータが具体的に記載されている査定書は信頼性が高く、売却の意思決定に役立ちます。
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不動産査定書は、不動産売却を成功させるための重要な資料です。
査定書には物件の査定価格や評価の根拠が記載されており、その内容を正しく理解すると適切な売却価格や条件を把握できます。
とくに重視してチェックしたいのは、査定価格の根拠や流通性比率、査定書の見やすさです。
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