2024-05-07
不動産購入では、住宅ローンを利用するケースがほとんどですが、なかには審査がとおらない場合もあります。
そのような状況でも、金融機関からの融資に頼らず不動産売買を成立させたいなら、割賦販売の方法を選択すると良いでしょう。
そこで今回は、不動産売却における「割賦販売」とは何か、メリットやデメリットをご紹介します。
\お気軽にご相談ください!/
割賦販売とは、月割りの分割払いによる販売方法です。
不動産売買においては、引渡し時に代金をまとめて支払わず、分割して売買代金を支払います。
代金は物件引渡し後、1年以上の長期に渡り、2回以上に分割して支払うのが一般的です。
買主にとっては、不動産をクレジットカードのリボ払いで購入する感覚で、金融機関のローン審査に落ちたときなどに役立ちます。
具体的には、親族間での売買、担保価値の低い再建築不可物件の売買、転職して3年未満の購入希望者などとの売買に有効です。
そのほか、ブラックリストに載っていて、お金を借りられないといった事情がある方でも、割賦販売を活用すれば不動産購入の実現性が高まります。
▼この記事も読まれています
擁壁のある不動産は買取がおすすめ?擁壁があると売れにくい理由をご紹介
\お気軽にご相談ください!/
割賦販売は、買主の費用負担を軽減できることがメリットです。
通常の不動産売買では難しい物件も、比較的スムーズに手続きができるため、早期売却が望めます。
また、再構築不可物件や古い貸家の売却にもおすすめです。
買主の費用負担が抑えられれば、再建築不可物件でも限定的なリフォームをしたり、隣地の一部を購入して再建築可にしたりと、手持ち資金を柔軟に運用できるでしょう。
ほかにも、親族間の売却に有効で、相続税を抑えることも可能です。
親族同士なら分割払いに同意しやすく、長期での分割もスムーズにおこなえます。
▼この記事も読まれています
任意売却する際のハンコ代とは?知っておきたい相場と発生しない方
\お気軽にご相談ください!/
割賦販売は、所有権移転登記をどのタイミングでおこなうかがポイントです。
契約時に買主へ登記してしまうと、買主が破産したときに代金だけでなく、不動産まで失ってしまうリスクがあります。
また、親族間での契約は贈与扱いになる可能性もあるので、ケースによっては税金が課せられてしまうでしょう。
契約期間や利率がどのくらいかなどの基準はありませんが、住宅ローンの利率を参考に一般相場での利息を付けると、みなし贈与のリスクは回避できます。
割賦販売の実績がある不動産会社へ相談するなど、デメリットへの対策をしておくとスムーズに手続きが進められるでしょう。
▼この記事も読まれています
不動産買取ならゴミ屋敷でも売却できる?買取依頼のメリットをご紹介!
不動産売買における割賦販売は、引渡し時に代金をまとめて払わず、分割して売買代金を支払う方法です。
買主の費用負担を軽減できることがメリットで、再建築不可物件や親族間での売却に適しています。
しかし、所有権移転登記のタイミングによっては、代金や不動産を失うリスクがあるため、事前に対策しておきましょう。
亀有で不動産売却をお考えなら地域密着の株式会社MOTOZUKEへ。
24時間、不動産査定依頼を受け付けております。