2024-03-26
借地権付きの住宅を売りたいと思っているものの、どのように売るのかわからず困っている方も多いのではないでしょうか?
土地も建物も所有権を持っている場合に比べて、考えるべき要素や実際の手続きが増えてきますので、売却方法を把握しておくことが大切です。
そこで今回は、そもそも借地権とはなにかというところから、どのようにスムーズに売却を進められるかという点を解説していきます。
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そもそも借地権というのは、他人の土地の上に自宅やテナントなどの建物を建てるため、その土地を借りる権利のことを指します。
つまり、家自体の所有権は建てた人の名義ですが、土地自体の所有権は第三者の名義ということになります。
この借地権を細かく見ると、さらに2つのタイプが存在します。
地上権がその一つで、この権利を持っている場合は、建物を売ったり大きな改装をしたりする時に地主の承諾はなくてもよく、より力の強い権利と言えます。
一方で、もう一つが賃借権で、大きく建物を修繕したり、建物を他者に売ったり貸したりする場合には、地主の承諾が必要となります。
なお、契約上、賃借権が付いていることが多いため、地主に一度確認をおこなってから売却を進めるほうが安心だと言えます。
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このように、借地権付きの家はほとんどのケースで地主の承諾が求められ、手続きに時間がかかりがちです。
そこで、一つ目の売却方法ですが、売却を検討しているのであれば、まず地主に建物を売るという方法を考えると良いでしょう。
そうすれば、地主が土地と建物を所有することになりますので、自動的に借地権は消滅してスムーズに取引を終えられます。
逆に地主から土地を買い取ってから、土地と家をセットで売り出すという方法もあります。
やはり借地にある家というのは買い手が付きにくい傾向にありますので、土地付きという形にするほうが需要は高まる傾向にあります。
そのほかにも、借地権付きのままで自宅を売却することも可能です。
その場合、事前に地主と折衝をして売却についての承諾を得ることになります。
一般的に「譲渡承諾料」という形で、地主に金銭を支払うことになっていますので、その分も売却時にかかる費用として計算に入れておきましょう。
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売却の流れとして、まずは不動産会社に相談して、どの方法が良いかを確認することをおすすめします。
承諾を得るにしても、買ってもらうにしても、業者に入ってもらうとスムーズに進む可能性が高まります。
第三者に売る場合、その後買い手が地主から将来的な建て替えの承諾も得ます。
そして、建物の売買契約と借地権の譲渡についての契約を締結します。
後は、代金の支払いと建物の引き渡し、移転登記をおこなって終了です。
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借地権付きの家の売却方法は、いくつかあります。
また、地主の許可を取らなくても良いケースがありますが、基本的には地主に相談をおこなってから売却活動を進めたほうが良いでしょう。
借地権付きの家の売却でお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひ弊社へご相談ください。
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