2023-12-19
一戸建ての売却が検討されるころには、建物の築年数が30年に達していることも少なくありません。
築古の一戸建てを売り出すときは、物件の価値や上手な売り方などを事前に確認しておくのがおすすめです。
今回は、築30年の一戸建ての価値、売却の成功率を上げるポイントやコツ、事前に押さえたい注意点を解説します。
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築30年の一戸建ての売却価格は、土地だけの価格となるのが通例です。
建物は築20年を過ぎたあたりでほとんど無価値となっているため、売却価格に建物分の価値は含まれません。
築20年ほどで建物が無価値となる理由は、木造住宅が多い日本では、築20年を経過するとほとんどの住宅で耐用年数を過ぎる点にあります。
近年では築25年まで建物の価値を認める風潮も出てきていますが、築30年になると建物に価値を認めるのは難しく、土地だけの価格での売却となる可能性が高いです。
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築30年を迎えた一戸建てでは建物の傷みが懸念されるため、専門家による建物の調査であるインスペクションを実施し、調査結果を買主に提示すると効果的です。
建物のなかに残っている家財は、売主側ですべて片付けておきます。
今後建物を取り壊す可能性が高くとも、家財が残っていると解体工事に支障が出かねず、買主から敬遠されてしまいます。
また、建物の状態が良くない場合でも、売主側でのリフォームは慎重に判断したいところです。
古い一戸建ては買主側でのリフォームを前提に購入されるケースが多く、修繕などをせずに安く売り出すほうが歓迎される傾向にあります。
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築30年の一戸建ての売却では、まず契約不適合に該当する部分が出ないように注意する必要があります。
契約書の記載と食い違う部分が物件にあると、買主から修繕や損害賠償などを求められかねないため、物件の状態は可能な限り正確に契約書へと載せておきましょう。
次に、土地の境界線が曖昧だと、物件の価格が正確に算定できません。
物件の売却にあたって土地の境界線の曖昧さが発覚したら、売主側で測量を実施して境界線を確定させる必要があります。
建物を売主側で解体するときは、固定資産税の課税時期と重ならないように注意したいところです。
固定資産税の課税時期に建物がなくなっていると、以前よりも税額が高くなります。
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一戸建ては築20年を過ぎると建物がほぼ無価値となるため、築30年だと土地の価格がそのまま売却価格となるものです。
売却のポイントやコツには、インスペクションを実施しておく点などが挙げられます。
注意点は、契約不適合に該当する部分が出ないようにすることなどです。
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