2023-06-06
売却したい物件に湿気がこもりやすく、結露しやすい状態ということもあります。
些細なことのように思えますが、結露しやすい不動産の売却は思わぬトラブルの火種を抱えているため注意が必要です。
今回は、結露しやすくなる原因をはじめ、結露しやすい不動産のデメリットや売却する方法についてご紹介します。
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不動産が結露しやすい原因は、構造や建材にあるかもしれません。
たとえば、断熱性能の低いアルミサッシの窓を使っている、気密性が高いため空気の循環が悪いといったことです。
通気性の悪い不動産は湿気が室内に留まりやすいため結露も発生しやすくなるのです。
また、不動産自体が老朽化し、雨漏りや配管からの水漏れがある場合は、それも結露の原因となります。
不動産自体に問題がなくとも、部屋干しなど室内に湿気がこもりやすくなる生活スタイルが、結露の原因になることもあります。
同様に、乾燥を防ぐための加湿器の使用が結露を発生させることもあるため注意が必要です。
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結露しやすい不動産は、売却時に価格が下がる可能性があることが最大のデメリットです。
なぜならば、結露しやすい不動産は、高い湿度によりカビやダニが発生しやすいためです。
これらは単純に不快感を与えるだけでなく、吸引することによるアレルギーなどの健康被害も懸念されます。
また、柱などの木材が腐食しやすくなるため建物自体を傷める原因にもなり、耐久性にも悪い影響があります。
さらにシロアリが発生しやすいため、住宅としての安全性が問われる状態になりかねません。
結露しやすい不動産には、さまざまな問題の種が眠っているのです。
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結露しやすい不動産を売却するには、湿気がこもる原因を解消するのがおすすめです。
窓の構造を結露しにくいものに替える、結露防止シートを活用するなどの方法で、住宅の内部で発生する結露を抑えられます。
また、もしすでに結露によって住宅の劣化が進んでいる場合は、解体して更地にしたほうが売れやすくなります。
なお、売却の際は湿度が高く結露しやすい物件であることや、結露によって発生した瑕疵を買主の方にしっかり伝えないと契約不適合責任を問われる可能性があります。
とくに柱や基礎部分の劣化、シロアリ被害といった住宅の耐久性や安全性に関わる部分については、正確な告知が必要です。
結露しやすい不動産を売却する際は、結露の原因を取り除くことが大切です。
また、結露によって発生した住宅の瑕疵を把握し、買主の方に伝える責務も生じます。
結露しやすい不動産の何が問題になるのかを知り、物件の売却につなげましょう。
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