2023-06-06
自宅が築20年になっており、売却してもどれだけ利益が出るのか、そもそも売れるのかと不安に思う方も多いのではないでしょうか。
また、資産価値を上げるために、リフォームをしてから売却したいと思うかもしれませんが、必要性があるかはチェックしておきたいものです。
今回は築20年の一戸建てはどれだけ資産価値があるのかや、リフォームの必要性・売却のコツについて解説します。
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一戸建ての資産価値は築年数が経過するごとに落ちていき、築20年にもなれば、ほぼなくなってしまいます。
しかし、建物に資産価値がなくなった築20年の一戸建てでも、問題なく売却できます。
売却できる理由は、建物に資産価値がなくなっても土地には価値があるためです。
また、築20年の一戸建ての多くは資産価値がほぼゼロですが、状態が良ければ建物自体に資産価値がつくこともあります。
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築20年の一戸建ての建物の状態を良くするために、リフォームやリノベーションしてから売るのはおすすめできません。
築20年の一戸建ては、リフォームやリノベーションすることを前提とした購入の需要が高いためです。
リフォームにはどうしても高額な費用がかかりますが、その費用がそのまま売却金額に反映されるとは限りません。
せっかくリフォームをしてもほとんど売却金額が上がらず、赤字になってしまうリスクもあります。
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一戸建てを売却するには、査定から引き渡しまで3か月から半年ほどの長い期間を要します。
築20年の一戸建ては買い手が見つかりにくいこともあるので、もっと売却期間が長引くことも考えられます。
売り急いで高く売れる機会を逃す、早く売ろうと値下げをして損をしてしまうといったことがないように、売却期間には余裕を持つことが大切です。
築20年の一戸建てを売る場合、少しでも建物の状態が良いという印象を持ってもらうための努力もしておきましょう。
掃除をするときは専門業者のハウスクリーニングで徹底的に汚れを落とし、内覧に備えるのがおすすめです。
またホームインスペクションを依頼し、住宅の基礎部分に問題がないこと、設備に大きな破損がないことなどを証明してもらうのも良いでしょう。
購入を考えている方に、見た目だけでは判断しにくい部分まで含めた建物の安全性をアピールできます。
建物の資産価値が落ちてしまった築20年の一戸建ても、うまく売却活動を進めれば良い買い手を見つけられます。
納得のいく売却ができるよう、まずは売却期間に余裕をもち、ハウスクリーニングやインスペクションなどを利用して内覧時の印象を良くすることを心がけてください。
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