2022-04-12
不動産売却にはさまざまな費用がかかります。
売却価格が高額になりやすいため、かかる費用についても事前に確認しておくと安心です。
そこで不動産売却でかかる仲介手数料や譲渡所得税について、譲渡費用との関係性や計算方法、費用別のシミュレーション結果をご紹介します。
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不動産業者に依頼し売却が成立すると、成功報酬として仲介手数料が発生します。
この仲介手数料は成功報酬のため、依頼しただけでは発生しません。
さらに買取や個人間での売却についても、仲介手数料は発生しないので注意しましょう。
また不動産売却すると売却益に対して、譲渡所得税という税金がかかります。
譲渡所得税は譲渡所得に税率をかけて求めますが、譲渡所得と売却金額が同じわけではない点に注意してください。
売却金額から譲渡費用や取得費を引いた額が、譲渡所得となります。
譲渡所得がマイナスの場合は、譲渡所得税は課税されません。
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不動産売却でかかる仲介手数料や譲渡所得税を事前に確認するため、計算方法を知りたいという方も多いでしょう。
譲渡所得税は譲渡所得に税率をかけることで計算できますが、仲介手数料は依頼する不動産業者によって違いがあり一概にはいえません。
ただし、仲介手数料は法律によって上限が定められています。
法律で定める上限以上の請求は法律違反となるため、支払う必要はありません。
仲介手数料の上限の計算方法は、以下の速算式を用いて計算できます。
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不動産売却では仲介手数料や譲渡所得税がかかりますが、さまざまなことを考慮しなければならないため理解が難しいのが実情です。
ここでは、実際に具体的な金額について費用別にシミュレーションしてみます。
譲渡所得 = 譲渡収入金額−(取得費+譲渡費用)にて譲渡所得を算出します。
不動産の所有期間が5年以下の場合は、39.63%の税率がかかり、所有期間が5年を超える場合は、20.315%の税率がかかります。
所有期間4年、2,500万円で取得したマンションを3,000万円で売却
譲渡所得:3,000万円-(2,500万円+105.6万円)=394.4万円
譲渡所得税:394.4万円×39.63%=156万3007円
所有期間30年、2,500万円で取得した一戸建て(土地代込み)を800万円で売却
譲渡所得:800万円-(2,500万円+33万円)=-1,733万円
譲渡所得税:0円
所有期間10年、1,500万円で取得した土地を2,000万円で売却
譲渡所得:2,000万円-(1,500万円+72.6万円)=427.4万円
譲渡所得税:427.4万円×20.315%=86万円8263円
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不動産売却には、仲介手数料や譲渡所得税がかかります。
売却価格が高額になりやすいことから、これらの費用も負担となるため注意しましょう。
売却前に、譲渡費用や仲介手数料など費用別で計算方法を把握しておくと安心ですよ。
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