2022-02-01
古家が残ったままの土地を売却する際に、そのままの状態でも売却できるのかそれとも解体したほうがよいのか悩むかと思います。
この記事では、古家付きで不動産を売却するメリット・デメリット、そして解体したほうが良い場合について解説していきます。
葛飾区亀有を中心に城東地域で不動産売却をお考えの方は、ぜひご参考ください。
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まず、古家付きで売却するメリットについて見ていきます。
まず、一番のメリットとして解体費用がかからない点が挙げられます。
更地にする際に、取り壊し費用がかかり、場合によっては高額になるためその支出が抑えられるのは大きなメリットです。
土地の上に家が立っている状態であれば、土地にかかる固定資産税や都市計画税に減税を受けることができます。
【小規模住宅用地:住宅用地で住宅1戸につき200平米までの部分】
固定資産税:価格×1/6
都市計画税:価格×1/3
【一般住宅用地:小規模住宅用地以外の住宅用地】
固定資産税:価格×1/3
都市計画税:価格×2/3
古家を解体し更地にしてしまうと、この特例を受けることができなくなってしまいます。
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次に不動産を古家付きで売却するデメリットについて見ていきます。
残っている建物の状態にもよりますが、大規模なリフォームが必要な場合などには、費用も時間もかかります。
また、建物がそのままの状態ですと土地の広さなどもわかりづらく、更地よりも買い手が付きづらくなる可能性があります。
古家付き土地として売却する場合、解体は買主側で負担してもらう前提になります。
そのため、相場価格から解体費用分を値引いた価格で売り出す必要があります。
少しでも高く売りたいと考えている場合には、大きなデメリットになります。
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古家付きの不動産のなかには、解体してから売却したほうが良いケースがあります。
建物の劣化が激しく人が住むことができない状態や、耐震の面で心配がある場合などには解体したほうが良いです。
地中に産業廃棄物が埋められている、上下水道菅が古くなりすぎている場合には、解体して更地にしてしまったほうが買い手を探しやすくなります。
不動産を売りに出しても、売却完了までには最低でも6か月、長い場合には年単位で時間がかかることもあります。
建物が残っている以上、定期的にメンテナンスをおこなう必要があるため、それが難しい場合などには解体してしまったほうが負担が減ります。
建物が残っているよりも更地のほうが流通性が高い傾向にあります。
そのため、解体してしまったほうが早期に売却できる可能性が高いです。
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古家付きで不動産を売却する際にはメリット・デメリットそれぞれを考慮し、場合によっては解体することも視野に入れましょう。
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